阪神Vデイリー メッセンジャー負傷降板 阿部の打球右足直撃…最悪抹消も

用意された車いすを拒否した。エレベーターでの移動を勧められても首を横に振った。右足首にアイシングをしながら、
ケンケンでドーム内の階段を上がり都内の病院へ向かった阪神・メッセンジャー。2−2で迎えた七回、先頭の阿部が
放った痛烈なライナーが右くるぶし付近を直撃した。その場で何度も跳びはね、激痛に顔をゆがめた右腕。すぐさま
トレーナー、香田投手コーチが駆け寄り、ベンチに下がるとマウンドにはもう戻れなかった。香田投手コーチは
「病院に行っているけど、大事に至らないことを願うしかない」と言った。診断結果を見て、今後の措置は11日にも
判断するが「ちょっときついかな…。明日の状況を見てだけど、考えないといけない」と同コーチ。登板間隔をあける
だけなく、最悪の場合は登録抹消の可能性すらある。この日、ウエスタン・広島戦で藤浪が好投したこともあり
「詳しい内容はまだ見てないけど、結果もよかったみたいだし。選択肢の一つ」とローテ再編を示唆した香田コーチ。