ググってみた

サスペンデッドを採用した場合、2つ問題が生じます。

(1)出場選手の負荷が大きくなる
サスペンデッドの場合は試合が継続しているため選手交代も引き継がれます。
一度ベンチに下がると出られなくなるため、試合が長引くと選手(特に投手)の負荷が非常に大きくなります。
再試合であれば、完全に仕切り直しになるため選手起用もゼロからになり選手の負荷を下げることが可能です。

(2)サスペンデッド後のゲームがすぐ終わってしまう可能性がある
サスペンデッドの場合、試合再開後1イニングで試合が終わる可能性があります。
短い時間で決着を付けられることは一方ではメリットですが、
選手、関係者、応援団、観客を集めたのにも関わらずたった10分でゲームセットとなると興行的によろしくないことになります。
硬式の甲子園のような一大興行ではこういった事態は避けねばなりません。

勝負の本質から考えるとたしかにサスペンデッドの方が適切かもしれません。ですが、上記のような理由により再試合を選択されることが多いようです。