能見が藤浪に対して

−守り勝つ野球の中で、藤浪が2軍にいる。これまでも言葉を投げ掛けてきたが、苦しんでいる後輩を見て、どう感じているのか。

 「いいと思いますよ。当然、いろんな人が助けてくれる。必要な人間やし、戦力です。でも、
それに頼ったら成長はない。これだけは言えますね。本人が変わらなければ、何も変わらないので」

 −悩むことも必要。

 「本人がどう思うかですよね。僕から言葉を掛けることもない。自分で感じてやらないとダメ。成長しない。言われてできるなら誰でもするでしょ」

 −ただ、必要戦力に違いはない。

 「もちろん、そうですよ。本音で言えばこっちとしては、早く帰ってきてほしい。それはもちろんだけど、本人のためにもそうだし、この1年で終わるわけじゃない。彼の野球人生は長いから」
https://www.daily.co.jp/tigers/2017/06/20/0010298112.shtml