セ・パ両リーグの順位を予想したのは、広告大手・電通の制作チームが開発を担当した「ZUNO(ズノ)」というスポーツ解説システムだ。
世界トップのプロ棋士を破ったことで大きな注目を集めた「AlphaGO(アルファ碁)」にも採用された「ディープラーニング」という機械学習技術を応用。
2004年から記録されているプロ野球公式戦の全打席データを学習することで、投手の配球などを統計的に予測できるという。
そんなズノは、17年のペナントレースの順位予想も行っている。
過去10年の各チームの主要な選手成績を分析した指標を掛け合わせ、まずは「総得点」と「総失点」を算出。
この2つのデータを、セイバーメトリクス(野球統計)の分野でよく使われる特殊な数式にあてはめ、各チームの「勝率」を予測した。
ズノによる今回のセ・パ両リーグの順位予想は、次の通り。

<セ・リーグ>
1位 読売ジャイアンツ
2位 横浜DeNAベイスターズ
3位 広島東洋カープ
4位 東京ヤクルトスワローズ
5位 中日ドラゴンズ
6位 阪神タイガース