福岡ソフトバンクは24日、育成4年目の曽根海成内野手(21)と支配下選手契約を結んだと発表した。
年俸は550万円(推定)。背番号は140から69に変更された。
ヤフオクドームで記者会見に臨んだ曽根は「こいつの守備なら1軍で使えると思ってもらえるようアピールしたい」。
喜びに満ちた表情で強い意気込みを口にした。守備力と走力を買われ春季キャンプではA組(1軍)に抜てきされた。
「去年(育成入団)同期の石川さん、張本さんが支配下になって、次は僕だと思っていた」とキャンプでも連日、鼻息荒く猛アピール。
オープン戦でも9日の日本ハム戦で適時三塁打を放つなど、打撃面の成長も示した。
三笠杉彦球団統括本部副本部長は「持ち前の守備に加えて打撃、走塁もいいものを見せてくれていた。
監督、コーチ、フロントで、日本一になるための戦力になりうると判断した」と、支配下登録の理由を説明した。
出場機会を増やすために2軍降格が決まったが「目標は今宮さんを抜くこと」とぶち上げた背番号69が、一日でも早く球団の期待に応える。
http://www.nishinippon.co.jp/hawks/article/316994