>>412
本作でハリウッドデビューした【ベクマンベトフ】氏は「ロシアのウォシャウスキー」と専ら世間一般では呼称されているが…その強固な独自性&尖鋭な革新性は小生に言せれば「ロシアのつんく♂」だ
何しろ本家とされる【ウォシャウスキー】兄弟(現在は姉弟)なぞ『マトリックス』後は映画でもドラマ駄作しか創造できておらず2018年にはオフィス自体を閉鎖した…もう創作活動自体から引退してただの有名なだけの人間
それと比較すれば※【ベクマンベトフ】氏はただの後追い二番煎じ野郎ではなく独自性&革新性が高い演出を次々続々と産み出している…最近『サーチ』で有名になったパソコン画面のみで話を展開する手法は当該氏が発明したもので2012年公開映画で実践
日本での【つんく♂】とか【片渕須直】と同じく先人の元ネタを超越する正に《藍より青し》を実現している稀有な創作家の一人だ…ちなみにロシア映画の『ナイト&デイウォッチ』は本作よりもっとブッ飛んだ演出のバーゲンセール
※個人的にはここ10年近くプロデュース業しかしてないのが最も危惧で心配だ…ファンとしては「第二のリュック・ベッソン」にならないことを祈るばかり