右前腕部の張りで戦線離脱していた阪神・湯浅京己投手(23)が、きょう26日の巨人戦から緊急昇格することが25日、分かった。貯金14で2位に4ゲーム差をつけて独走態勢に入りつつある中、若き剛腕の“帰還”で首位固めがさらに加速しそうだ。

 当初は交流戦開幕に合わせ、きょう26日のウエスタン・リーグ、ソフトバンク戦で最終チェックする計画だった。急きょ前倒しでの昇格が決定。代役守護神を務める岩崎が直近8試合のうち6試合に登板するなど、ブルペン陣のフル回転が続くだけに救世主として期待される。首脳陣はリハビリのステップをクリアし、状態も万全であることを2軍サイドにも確認し、3試合早めての昇格を決断した。代わってブルペンに回ってからの2試合で制球難だった西純が登録を外れるとみられる。