ストライクゾーン内のコンタクト率が8月下旬から…

 佐藤輝の打撃成績が落ち始めた8月20日を過ぎた辺りから急降下している打撃指標がある。
それが、ストライクゾーン内に来たボールに対してバットに当てた確率を示す「Z-Contact%」だ。
10試合あたりのこの指標を見ると、8月下旬から急激に落ち、9月5日を終えた段階で10試合あたりの「Z-Contact%」は45%前後に。
それまで70%台で推移しており、今季で最も低い水準となっている。

 ストライクゾーン外のボール球に対してのコンタクト率を表す「O-Contact%」を見ると、40%台と大きな変化は見られない。
ゾーン内でスイングを仕掛ける「Z-Swing%」は上昇しているが、ボール球をスイングする「O-Swing%」には大きな変化はない。
ここ最近の佐藤輝はストライクゾーン内のボールにバットが当たらないという傾向が強くなっている。