ヒトの場合、季節性インフルエンザウイルス感染で長期的な肺の炎症は起きないとされるが、新型コロナでは、呼吸機能の低下など後遺症が疑われる事例が多数報告されている。河岡教授は「自覚症状がなくてもCT(コンピューター断層撮影)検査で肺に病変が見つかるケースがある。ヒトの場合も感染による炎症が長期的に続いている可能性がある」と話す。

 また、感染から4週間が経過したネコは、回復後再びウイルスにさらされても、鼻や気管からウイルスが検出されなかった。免疫ができて、ウイルスを防御できるようになったためとみられる。
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