(1)に関してはコロナ禍が続く中で春先までの調整の難しさを挙げ、交流戦に入ってもパの本拠地で指名打者が採用されるため、6月中旬まではDH制が維持される。
(2)は先発投手に1度だけ“指名代打”を送れる部分的導入、も新たに提案。
「先発投手が投げている間、あらかじめ指名された代打者が1回だけ打席に立てるでもいい。また、走者が二塁や三塁にいるときに指名代打を出しても投手は続投できるとする」などの具体例を示した。
>また、同オーナーは今季にソフトバンク・柳田が17試合、楽天・浅村が32試合、日本ハム・中田が55試合にDHで先発出場したことを挙げ、
DHローテーションがパの野手を守備の負担から解放しているとも指摘した。
>「選手はかけがえのない財産であり、球団にはその人生を守る責任がある。
投手を守り、野手を育て、お客さんに試合を見る楽しみをご提供するための最善策としてのDH制」と強調し、来季の暫定的導入に向けて今後も諦めることなく議論の継続を求めていく。