移動リスクを減らすため特定地域で集中開催する案のひとつ、
宮崎と沖縄の春季キャンプ地に振り分ける方式にも、乗り越えるべき課題がある。

各球団が長期滞在し、雨天練習場などトレーニング環境も整っているキャンプ地。

しかも両県とも現状、感染リスクは低く抑えられている。

一方で無観客開催といっても、東京など高リスク地域から選手やスタッフ、報道陣などの大規模な移動が想定される。
例年のキャンプ時なら諸手を挙げて大歓迎でも、今回ばかりは受け入れる側の自治体の懸念は強い。

都市部に比べてスタッフの人員、施設や物品など医療体制が整っていない点も、反対意見として注目される。