いずれのシーズンでもヤクルト・中村悠平が高い阻止率を残しています。
中村は、石川雅規など変化球中心のピッチングを得意とした投手を
多く抱えるチームにあって、相当数の暴投・捕逸を阻止していたようです。

中村の阻止率を16種類のパターン別に示した図です。これを見ると、
やはり変化球のワンバウンド投球を止めることで、
多くのポイントを稼いでいることが分かります。
特に、ホームベースの手前でワンバウンドした変化球に関しては、
推定値16.0に対して実際の暴投・捕逸数が9と、非常に高い阻止率を誇っていました。