1軍キャンプスタートが内定した阪神のドラフト3位・木浪聖也内野手(24)=ホンダ=が12日、鳴尾浜で行われた新人合同自主トレに参加。守備で競争を勝ち抜く意気込みを示した。
 「守備を評価してもらっていると思う。そこからアピールしていければ」。キャンプでもプロへの道を切り開いた武器で、生き残りを目指す。
 守備力向上を目指し、動画投稿サイト「YouTube」で鳥谷や西武・源田の動きを見て研究を重ねている。キャンプでは憧れの先輩から目と耳で技術を盗んでいくつもりだ。
 「1つのポジションにこだわりはあるけど、試合に出るために全部を守れるようにしたい」。新人合同自主トレでは、初ノックで軽快な動きを見せた。勝負へ向けて、準備は整いつつある。