宮崎打撃コーチ爆誕

――長打率はキャリアハイの.335を記録しましたが、阪神時代と打撃面で変わったことは? 
「反対方向に打つ意識を持ったことが大きかったですね。今までは外野の頭を越えることなんてイメージしていませんでしたが、
コーチの助言や選手間のやり取りから意識が変わりました。(2017年シーズンから左打席にも入っていたが)途中から右打席に専念したことも、集中力のアップにつながったと思います」

――チーム内でよく話をする選手はいますか?

「宮ア(敏郎)ですね。年が近く、彼は人懐っこい性格なので、昨年のキャンプ初日から頻繁に声をかけてくれました。今では遠征先で食事をする際も同席することが多いです。
よく話をするのはバッティングについてですね。質問に対してすべて的確に答えてくれるので、僕が一方的に聞いてばかりなんですが(笑)。
 彼の話を聞くと、本当に考えて野球をやっていることがわかりますし、『これだけやらなければ数字が残せないんだ』ということを教えてくれました。先ほどの逆方向への打撃についても、さまざまな助言をもらいました。本当に頼りになる存在ですね」