阪神投手陣が高速クイック習得へ 広島の足攻封じる
2/18(日) 14:00配信

 今キャンプから桑原、石崎が高速クイックを習得中だ。僅差の試合で登板することが多い
セットアッパー。金村コーチは「大事な場面でいく時が多いからね。走られてピンチを広げられ
ないように」。隙をなくすため、平均的に1・15秒を目指す。

 機動力を阻止できれば勝機はグンと上がる。リーグ連覇を達成した広島が脅威を誇ったのは、
足を使った攻撃。田中がリーグ最多の35盗塁。チームとしてもリーグトップの112盗塁で
機動力を生かした攻撃で他球団を圧倒した。

 特に阪神は広島戦で5球団最多の30盗塁を許し、リーグワーストの盗塁阻止率・222と
かき回された。何度もやられる訳にはいかない。明確となっている課題を克服し、つけ入る隙
を与えない。
 3月30日の開幕戦・巨人戦(東京ドーム)まで残り約1カ月。チーム力を向上させ、2018年の頂点へと立つため、鍛錬の日々を送る(デイリースポーツ・井上慎也)