現場不介入を貫いてきた堤GMの威信は失墜。スカウト体制の刷新や三軍創設などで剛腕を発揮してきた同GMは、身内に敵も多かった。

 読売首脳周辺には、影響力が低下した堤GMに代わる外部新勢力が台頭。連敗が球団ワーストの13まで伸びる中、GM解任に向けた動きが本格化する。

 6月13日の球団株主総会で堤氏はGMを退く。事実上の解任だった。押し出される格好で、GM特別補佐を務めていた鹿取氏が新GMに就任。

 するとチームは一転して上昇カーブを描き始める。(続く)

 そんな矢先、まさかのトラブルが発覚した。(山口俊)

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